孤独の読書

考える。生き残るために

【映画レビュ】0.5ミリ

こんにちは!

筆者です。

 

本格的に花粉の時期です。

筆者ももれなく花粉の被害にあっています。

 

まだ病院にはいっていなく、

薬局のアレルギー目薬でなんとか耐える日々。

 

まぁ保険あるんで、

さっさと病院いけ!

ってハナシですが、

 

みなさんいかがおすごしでしょうか。

 

それでは本日の映画です。

 

0.5ミリ

これどんな映画化というと、

テーマが介護なんです。

 

まぁイマドキっぽいですよね。

 

主人公は「山岸サワ」という、

30才くらいの女性。

 

演じるのは安藤サクラ

柄本明の次男である、

柄本佑の嫁さんです。

 

カンケーないですが、

まぁ芸能一家ですよねえ。

 

この映画の制作には、

安藤家の人びとが多く関わっています。

 

音響とかいろいろ。

 

んでまぁ、

派遣の介護職員であるサワが、

行く先々でトラブルにあいながら、

それでもたくましく生きていく、

っていう内容です。

 

上映時間が約4時間あり、

長っ!

と思いがちですが、

ストーリー自体は4部構成になっているので、

むしろ短く感じます。

 

老人とセックス

はじめサワが介護する家の、

老人の娘の女性に、

「おじいちゃんと一緒に寝て」と、

たのまれるコトから、

はじまります。

 

「寝る!?それって、

セックスしろということですか?」

 

「大丈夫、もう立たないから」

 

・・・おおお。

この辺の、なんというか、

女性ならではの笑顔の殴り合い

じゃなっかた、

笑顔の攻防が、

観ていて非常にリアルです。

 

んで、

すでになくなっている、

ばあさんが着ていた服をサワが着て、

じいさんに添い寝します。

 

すると!

じいさんがサワにくちづけするのです。

 

これはホラーW

正直、笑いますWW

 

BGMもコミカルで、

面白い感じ。

 

まぁ実際、

原作者の安藤モモ子さんも、

(ちなみにサクラの姉)

「エンターテインメント映画なので、

楽しんでください」

と公式にコメントしているので、

まぁそうなんだろうなあとは

思いますが、

いやあけっこうまじで、

リアルです。

 

実際どんな感じでセックスするかは、

ぜひご自身の目で確認してください。

 

 

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その後、老人の娘が

首吊り自殺をします。

 

印象的なシーンは、

老人が寝ている部屋の前に

立っている孫を、

母が平手打ちしたシーン。

 

「ココは入ったらダメって、

いったでしょ」

 

とか言って、

泣き崩れるのです。

 

まぁ、知ってほしくなかったんでしょうね。

死にゆく自分の父の姿を、

息子に見せたくない。

 

知ってほしくない。

 

これは原作者の実体験がベースだそうで、

まぁこういうことは普通にあったんだろうなーと、

みょうにリアルなので納得しました。

 

舞台が高知県の田舎なので、

まぁ自宅で介護する、

っていうのも普通にあるのでしょう。

 

まぁ詳細なレビューは他の方のブログにゆずるとして、

筆者の個人的な好みは、

ズバリ「ひろめ市場」でしょうな。

 

ひろめ市場

高知の観光地といえばココ!

ですよね。

 

ここで、サワは食事します。

まじで雰囲気、

いいですよね~。

 

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まとめ

0.5ミリはテーマが介護なんで

暗くなりがちですが、

まぁ思ってるよりぜんぜん明るい映画です。

 

むしろカラッとしていておすすめです。

きちんと笑わせてくれる場面もあるし。

 

エピソードの最後に、

サワはさいしょの訪問先の少年とぐうぜん再会します。

 

それまで、「サワ×老人」という

構造だったのですが、

そこから、「サワ×少年」になります。

 

つまり少年は、

いまの若者の代表なのです。

 

サワはつまり作者です。

作者が今の若者にたいして、

思ってることを代弁させているのです。

 

まああるいは社会に対して。

 

非常によく出来てる映画です。

 

ってことで、

ぜひDVDを買って、

自分の目で確かめてください!

0.5ミリ 特別限定版 [DVD]

鈴木拓#クズころがし

マツコだったり有吉だったり、

坂上忍だったり。

 

「なんだか気になるヒト」

っていうのは、

いつも

 

「視聴者の代弁者」

なんです。

 

いいですか、

まちがえないでほしいのは、

けっして

「本音を言っている」

のではあまりせん。

 

本年か言ったら、

干されてハイおわり、

ですから。

 

そうじゃなくて、

視聴者が思っている、

なんかモヤモヤしたもの。

 

それを完結に、

ズバッと言ってくれる。

 

そういう人は、

重宝されるんです。

 

ただでさえ、

テレビってキレイゴトばらけだから。

 

いや、もちろんべつに、

いいとか悪いとかの話じゃなくて。

 

そんなつまらない話じゃなく。

 

テレビって、

不特定多数の人が見てます。

というか、

みんなに見られても良いカタチです。

 

逆に言えば、

みんなに見られてもしかたないっていうか。

 

だから、

中立性とか、

公平性、

清廉潔白な部分が求められます。

 

当然です。

かたよりがあっては、

いけないですから。

 

っていうのが、

タテマエです。

 

本音の部分では、

つまりかたよってるんですね。

 

それがだからスポンサーであり、

テレビ局の上層部であり。

 

あたりまえじゃないですか。

人間なんだから。

 

感情の生き物なんだから。

嫌われたら、

やっていけないじゃないですか。

 

オマンマ食っていけないじゃないですか。

 

ってなコトを、

この本では書いてあるんですね。

 

いやーホント、

よく言った。

よく言ってくれた。

 

ッて感じです。

心に残る部分が、

やはり鈴木拓が書いている、

ということでしょう。

 

似たような本で、

最近だと蛭子さんが、

そんなカンジの本を出してますけど、

まぁ蛭子さんくらいだと、

なんというかもう達観しすぎてるというか、

悟りを開いてるじゃないですか、

あの人。

 

まぁそう見えるわけです。

この本の正しい読み方っていうのは、

「あの鈴木が、

こんなにも考えてるんだ」

というところです。

 

まぁyoutubeとかでも、

鈴木拓の動画は、

いくつか見れます。

 

いちばんは、

ガキの使いの24時間インタビューでしょう。

 

あれは、

まさにこの本と同じ内容です。

 

まじで同じです、ほとんど。

 

思うんですけど、

成功した人の話って、

聞いても意味ないと思うんですよ。

 

筆者は。

 

そうじゃくて、

現在進行形で戦っている人の、

等身大の発言。

 

これこそが、

「伝わる」

と思うんですね。

 

だって成功者の発言は、

すでに過ぎ去った過去のことじゃないですか。

 

つまり「ナマの声」じゃないわけで。

 

いや別に、

だからといって、

それが不要だとか、

そんなことを言ってるつもりはないんです。

 

そういうことじゃなくて。

鈴木本人は、

この本を「処世術」と言ってます。

 

ホントそのとおりだと思います。

うまくいかないコトだらけです。

 

そんなときに、

鈴木拓の文章が刺さります。

 

そしてまぁTwitterの返し!

ウマイんだこれが!

 

そのへんのカラクリも、

シッカリ書かれていますので、

これはゼヒ読むべき。

 

 

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椎名林檎さんが出ていました。

 

筆者はほとんど自から、

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ナース服と拡声器でした。

本能

てことは、

これがいわゆる、

パブリックイメージなんです多分。

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