孤独の読書

考える。生き残るために

身の程

タダでもいいから働きたいー

そんなバカな、と思うだろう。

しかし、もしもそれが本当なら?

それはすばらしい労働力だ。

 

労働者への給与というのは経費だ。

だから、小さければ小さいほど、よい。

だからたとえば極端な話、

店長とか、社員がオーバーワークする。

バイトに時給を払うのがもったいないから。

 

時給以上の儲け

時給が、、そうですねたとえば

1000円とする。

すると、その店は少なくとも

1時間に1000円以上の売上を出している。

あるいは、「出さなければならない」

そうじゃないと、

その時給1000円の労働者を雇えないから。

 

おそらく多くのバイトくんたちは、

そんなことは考えてない。

絶対に。

自分が今ここに存在していいるのに。

「居させて」もらっているのに、

事業主がいくら支払っているのかを知らない。

 

あるいはたとえば、

家族だってそうだ。

コレは教育だ。

ある意味、教育だ。

おカネの教育なのだ。

 

親は、「上手に」おカネの教育を、

我が子に教えこまなければならない。

つまり、最悪のパターンは、

ふだんはおカネについては何も言わない。

それはよくないと、思い込んでるから。

しかしひとたび、

たとえば子供を叱るとき、

「おまえにいくらかかってると

思ってるんだ」

みたいなことを言うこと。

 

それまでそんなこと、

ひことも言われてないのに。

心の準備ができてない。

そう、準備ができてないのだ。

できているはずがない。

でも実際、カネはかかる。

それを突然、あびせられるのだ。

 

子供はそれに、

耐えられるだろうか?

 

筆者もそれを、親にされた。

普段はおカネについては、

何も言わない。

何も言わない、というのはつまり、

きにしなくてよい=オカネを考えるのは卑しい、

という、なんというかまぁ

バリバリ昭和全開のダサイ考えだ。

PTAで大人気のお金教育メソッド一生役立つ「お金のしつけ」

それでいて、いざとなったら、

上記のことが起こる。

 

そんな時、子供はどう思うか?

まぁ、考えてなんて、いないだろう。

そこで出る言い訳は決まっている。

「親も子育てが初めて」

 

逃げの姿勢だ。

逃げの姿勢なのだ。

そこで筆者はおもう。

「ああ、この人達は、だめなんだ」

だめ、というのはつまり、

「この分野に関しては」ということだ。

 

もちろん彼らはきちんと「親」してる。

労働。衣食住。

それで十分だ。

 

あとは、子どもたち自身の問題だ。

 

なにを見て、どう思うか。

どう生きていくか。

それだけを考えればいい。

 

そこに気づけたのだ。

筆者だってもちろん、

上等な人間じゃない。

できないことはたくさんある。

わからないことだらけだ。

 

でもそれは、みんなおなじだ。

ただゆいいつの例外として、

「自分の専門分野以外」は。

 

きょくたんな話、自分の専門以外は、

何も知らなくて良い。

そのほうが為政者にとって、

都合がいいのかもしれない。

それは冗談だけど。

 

自分用と、お客用

ウルグアイの大統領・エル・ペペは

貧乏だと人は言う。

月給が13万円というのだから。

 

けれど見かたによっては、

そうではない。

つまり、13万でじゅうぶんなのだ。

彼の持ち物は車だけ。

それで十分なのだ。

かっこいいではないか。

 

手ぶらの美学

仕事場に手ぶらでやってくる。

手ぶらでふらっとやってきて、

しごとをサクっとこなし、

さっそうと変える。

 

これを「かっこいい」というのだ。

ところで「さっそう」とは「颯爽」と書く。

「颯」は名付けで人気の漢字だ。

 

なにが颯爽だろう、と思う。

というか思わせてしまう。

「颯」がつく子供は、

そうじてみなドン臭い。

そう思う。思わせられる。

 

なぜか。考えてみた。

フリがきいてる

結論から言えば、フリがきいてる。

もうこれしかない。

名前が颯爽なのだ。

それだから、すこしニブいだけで、

だいぶどんくさく見えてしまう。

これがフリの正体だ。

 

はっきり言って、ボケだ。

残念だし、もったいない。

いつも思う。

なづけなんて、テキトーだ。

正確に言えば、てきとーでいて、

テキトーじゃない。

その精神だ。

 

つまり、長男だから一(はじめ)、

男の子だから「太郎」。

そんなんでいいってこと。

まず複数の読み方があるのがダメ。

 

「わかってもらう」気がない。

男のくせに髪が長い、

みたいなものだ。

相手にミスリードさせて、

いったいなんの特がある?

 

そればノイズだ。

相手を混乱させる。

バグだ。

はっきり言ってジャマだ。

じゃまものだ。

それ以外ない。

 

そうではなく、もっとスッと。

スッとはいってくるもの。

そうでなくてはならない。

まぁもちろん、

なづけなんてたいていの人が失敗する。

 

たいていの子供は両親に名付けをされる。

その両親の人生の数十年が、

それに現れるのだ。

付け焼き刃な名前は、すぐにわかる。

バレるのだ。

これは痛い。

 

身のこなしの付け焼き刃

その場その場を、

その時その時のてきとうな

身のこなしで生きてきた。

そういう人は、これからもそうやって

生きていく。

間違いない。

 

人間そんなカンタンに

自分を変えることが出来ない。

ましてや人生をヘタに何十年も

生きてしまったら。

 

もうムリだ、、とは決めつけられないけど、

まぁ、、むずかしいよね。

だから自分の無力さをまずは認めることだ。

 

明治時代のはじめ、平民は苗字を

名乗ることが許された。

それまでは、名前だけ、あるいは

その地域の名前に、自分の下の名前が

つけられた。

 

たとえばコジマ村のマサキ、みたいな。

しかし「これからは苗字を名乗ってよい」

ということになった。

というより正確に言えば、

”名乗らなくてはいけなくなった”

先進国のマネだ。

 

ところで平民はこまった。

なぜなら今までそんなことしたことが

なかったから。

当然だ。どのようにやってよいか

わからない。

 

知識がなかったから。

すべては、「知らなかったから」

だから市民は、

近所の詳しい人にたよった。

それが、神主や住職だ。

 

かれらは学があった。

僧侶は学識がある必要があったから。

だから当時の平民の苗字は、

僧侶がつけた、といわれている。

 

それでいいのだ。

それがほんらいの、あるべき姿だ。

平民は自分の身の丈を、

知っていたのだ。

 

それが今はどうだ、

むやみに背伸びばかりして。

身の丈にあった名前をつけない。

 

DQNネーム。

キラキラネーム。

 

希空とかいて(きら)。

希(望の空)ってこと?

うーん、てか、

ここでいう「空」ってなに?

上空にある、青い空のこと?

 

そうではなく、からっぽの空?

わからない。

前者であれば、「希望の空」

うーん、いいイメージですね。

 

後者であれば、希望空っぽ。

笑っちゃう。

いや、わるくないよ。

別にそんなこと、ひとこもと

いってない。

 

ただ、おもしろいなってだけ。

あるいはたとえば、

琉球の「琉」とか。

琉斗。

 

蓮の花の蓮。

蓮斗。

 

RENT?

賃貸?

まぁ、しらないんだろうなw

 

 

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