孤独の読書

考える。生き残るために

浦沢直樹の漫勉 第1回 かわぐちかいじ 山下和美

youtube解説!

浦沢さんが、各漫画家に、漫画の描き方をインタビュー。

第1回はジパングなどのかわぐちかいじ、数寄屋です!などの山下和美


Naoki Urasawa, Kaiji Kawaguchi and Yamashita ...

 

見れば見るほど、マンガ家は孤独な作業というのがわかる。

んで、その人”らしさ”が出る。

 

もともと、”必要ないもの”を作っていて、それを商売にしている時点である意味スゴイ。

だって、漫画なんてなくてもいいものだから。

しかし、良い漫画は確実に存在し、その「作り方」なんかは、

これまであまり公開されることはなかったのです。

 

まあマンガ家側も、すすんで見せないし。

 

個人的には、「ああ、日本的だなあ」と思いました。

いわゆる職人的というか。

まあこれできちんと商売がなりたっていればいいんですよ。

 

問題なのは、一部の成功者ではなくて、大多数の、それ以外の人たち。

絶対に大変な道のりなのだから、なんとか頑張って欲しいです。

 

しかしよくある話でですが、一人の作業だけに、

どれが正解か?とかが分からいものなのです。

 

職人は試行錯誤

 

金主(会社とか消費者)は、良い商品が欲しいです。

それも安く。

ヘタな仕事をするんなら、むしろ逆にやらないでくれ!

と誰もが思うことでしょう。

筆者もそう思います。

 

しかし、それは消費者の視点なのです。

 

職人(というか、生産者、であったり、裏方、演者)からすれば、

質の良い仕事だけを出せれば良い、なんてことは理想論なのです。

職人にとって大事なことは、仕事をし続けること。

 

いつでも仕事をするのが職人なのです。

ですからたとえば「今日は気分が乗らないからやらない」とかはダメなのです。

 

ある落語家さんが言っていたことに、

「練習とは、腕が鈍らないようにするためにやる」

 

やらなければ、腕は鈍るのです。

 

マンガ家に話を戻します。

なので、試行錯誤できる環境は、とても恵まれているといえるのです。

そして消費者も、職人側の目線を持つを、たんなる消費者とは違った角度で、

モノを楽しめる、かもしれません。

 

 

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