孤独の読書

考える。生き残るために

理想は一本、現実は得点

ホームランはかっこいい。

いつか打ってみたい。

 

野球をする人は、いちどは

こう考えるだろう。

 

しかし、ホームランは

カンタンではない。

 

・・なんてことは、

誰もが知っている。

 

野球をやったことがなくても。

 

いつ成功するかわからない

ホームランをねらうより、

小さなヒットをたくさん

打ったほうが、全体としては、

得点が高いのではないか?

 

つまり、”勝ちにつながる”

のではないか?

 

小さなヒットであれば、

少なくともホームランより、

難易度が低い。

 

そもそも、やとうとしているコトが

小さなヒットだから、

精神的負担が軽い。

 

それを、つなぐのだ。

そう考えると、

ホームラン狙い、というのは、

ひとつのゴラク、と

言えるかもしれない。

 

ほんとうは、小ヒットもうてる。

打てる技術がある。

 

でも、やらない。

なぜか?

 

それは失敗に対する、

リスクヘッジだ。

 

「失敗した」というデータが

残るのだ。

失敗をみんなの前でさらす。

 

それについて、みんなが

理解があればよい。

でも実際は、それはない。

 

だから、なるべく失敗は

見せない。

それがプロなのだ。

 

アンチ牽制

「安心感」とか「親近感」なんてのは、

体のいい言い方だ。

 

つまり、ナメたいのだ。

自分が上に立ちたい。

マウントをとりたい。

 

そういう輩は一部いる。

 

自分で言うのも何だが、

筆者は「そういうヒトタチ」に

ついて、あまりにも無知だった。

 

世間知らずだった。

今なら分かる。

 

別に立ち向かおうなんて気は、

まったくない。

そうではなくて、そもそも

住む世界が違うのだ。

 

違うくせに、彼らは

足を引っ張ってくる。

 

そこを牽制しなくては、

ならない。

「守るための努力だ」

 

彼らは寄生虫だ。

シロアリみたいなものだ。

 

甘い汁をたくみに見つけては、

スキマからはいりこんでくる。

 

もちろん、そういう生き方なのだから、

否定はしない。

 

ただ相手を変えてほしい。

あいにく話の通じる相手ではないため、

こちらとしてできることは、

「相手に諦めてもらう」

ほかない。

 

つまりこれが”納得してもらう”と

いうことなのだが。

 

彼らに対してこうまで

気をつかってあげるのが、

そもそもおかしい気もするんだけど、

彼らノイジーマイノリティは、

粘着されたらひじょうに

やっかいだ。

 

さっさと他に行って

もらうのが、現時点での

最適解といえるだろう。

 

税金パターン

小ヒットを重ねる、

という意味では、

日本の税金の取り方も

ひじょうに参考になる。

 

「ナントカ税」といって、

いくつも存在する。

 

多いのは、自動車関係だ。

車検、重量税、

購入税、ガソリン税

通行料、、

 

まぁとにかくいろいろある。

税金をデッカク取ると、

反発が大きい。

 

というかそもそも、

「無い袖は振れない」

つまり、

”カネがなければ、

支払いもできない”のである。

 

ようするに、小さく小さく、

それでいてジワジワと、

カネを絞りとる。

 

それが現実的なやり方なのだ。

 

この国を運営しているのは、

首相ではない。

もちろん国民でもない。

 

それは、官僚だ。

官僚はかしこい。

 

官僚の給料は、税金だ。

官僚は自分のためなら

なんでもやる。

 

国民のことなんて、

なんにも考えてない。

 

その証拠に、少しでも

考えていたら、そもそも

官僚になんて、なっていない。

 

たいせつなことは、

彼らにかみつくことではない。

 

そうではなく、

「彼らから学ぶ」ことだ。

 

”小さくたくさん”取ること。

そうすれば、それをあつめれば、

デッカクなるのだ。

 

だって、自分のためだもの。

国民なんてどうでもいい。

 

そういう、割りきった考えを

持つことだ。

ドライになること。

それも重要だ。

 

格闘技からの視点

「大きな一本より、

小さな得点」というのは、

ひじょうに含蓄がある。

 

たとえば柔道などがそうだ。

日本人は、一本を取りたがる。

 

なぜなら、柔道とは

「そういうもの」と教わっているから。

 

昔から、そうだから。

ようするに、

そういう思い込みなのだ。

 

しかし、プロ格闘ゲーマーは、

まったく逆だ。

 

たとえばアメリカ人の選手は、

大技を狙いに来る。

それで失敗して自滅する

パターンが多い。

 

それに対して、日本人選手は、

「型」を重視する。

 

型、というのは、

たとえば連続技。

 

小さな技をつなげていき、

ひとつの流れを作る。

 

それが「型」だ。

 

戦い方がカタイといえる。

 

なので、

アメリカ人プレイヤーとは

やりにくりらしい。

 

東大卒プロゲーマー (PHP新書)

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なぜかというと、

米プレイヤーは、かかんに、

とにかく攻めてくるからだ。

 

確実にイケる、という部分ではなく、

とにかくイケイケで来る。

 

そこに、日本人選手の

リズムが崩されるというのだ。

 

反対に、日本人が

やりやすい相手は、

たとえばフランス人選手だ。

 

フランスのプレーヤーは、

「待ち」が多い。

待ちスタイルだ。

 

日本人にはそれがチャンスだ。

 

どういうことかというと、

フランス人が待っている間に、

日本人選手は、しっかり

スキをうかがい、

技を発動するのだ。

 

だからその意味で、

「やりやすい」相手と言える。

 

まとめ

”相手に合わせる”のは、

あるていどは必要だ。

 

しかしそれ以上に、

「自分の型」をつくり上げるのが、

再優先だ。

 

 

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