孤独の読書

考える。生き残るために

鈴木拓#クズころがし

マツコだったり有吉だったり、

坂上忍だったり。

 

「なんだか気になるヒト」

っていうのは、

いつも

 

「視聴者の代弁者」

なんです。

 

いいですか、

まちがえないでほしいのは、

けっして

「本音を言っている」

のではあまりせん。

 

本年か言ったら、

干されてハイおわり、

ですから。

 

そうじゃなくて、

視聴者が思っている、

なんかモヤモヤしたもの。

 

それを完結に、

ズバッと言ってくれる。

 

そういう人は、

重宝されるんです。

 

ただでさえ、

テレビってキレイゴトばらけだから。

 

いや、もちろんべつに、

いいとか悪いとかの話じゃなくて。

 

そんなつまらない話じゃなく。

 

テレビって、

不特定多数の人が見てます。

というか、

みんなに見られても良いカタチです。

 

逆に言えば、

みんなに見られてもしかたないっていうか。

 

だから、

中立性とか、

公平性、

清廉潔白な部分が求められます。

 

当然です。

かたよりがあっては、

いけないですから。

 

っていうのが、

タテマエです。

 

本音の部分では、

つまりかたよってるんですね。

 

それがだからスポンサーであり、

テレビ局の上層部であり。

 

あたりまえじゃないですか。

人間なんだから。

 

感情の生き物なんだから。

嫌われたら、

やっていけないじゃないですか。

 

オマンマ食っていけないじゃないですか。

 

ってなコトを、

この本では書いてあるんですね。

 

いやーホント、

よく言った。

よく言ってくれた。

 

ッて感じです。

心に残る部分が、

やはり鈴木拓が書いている、

ということでしょう。

 

似たような本で、

最近だと蛭子さんが、

そんなカンジの本を出してますけど、

まぁ蛭子さんくらいだと、

なんというかもう達観しすぎてるというか、

悟りを開いてるじゃないですか、

あの人。

 

まぁそう見えるわけです。

この本の正しい読み方っていうのは、

「あの鈴木が、

こんなにも考えてるんだ」

というところです。

 

まぁyoutubeとかでも、

鈴木拓の動画は、

いくつか見れます。

 

いちばんは、

ガキの使いの24時間インタビューでしょう。

 

あれは、

まさにこの本と同じ内容です。

 

まじで同じです、ほとんど。

 

思うんですけど、

成功した人の話って、

聞いても意味ないと思うんですよ。

 

筆者は。

 

そうじゃくて、

現在進行形で戦っている人の、

等身大の発言。

 

これこそが、

「伝わる」

と思うんですね。

 

だって成功者の発言は、

すでに過ぎ去った過去のことじゃないですか。

 

つまり「ナマの声」じゃないわけで。

 

いや別に、

だからといって、

それが不要だとか、

そんなことを言ってるつもりはないんです。

 

そういうことじゃなくて。

鈴木本人は、

この本を「処世術」と言ってます。

 

ホントそのとおりだと思います。

うまくいかないコトだらけです。

 

そんなときに、

鈴木拓の文章が刺さります。

 

そしてまぁTwitterの返し!

ウマイんだこれが!

 

そのへんのカラクリも、

シッカリ書かれていますので、

これはゼヒ読むべき。

 

 

クズころがし

クズころがし